デッサン

絵画教室の先生の高校時代、大学時代、現在に至るスケッチを見せていただいた。
自分も絵が好きだったが、やっぱりその道に進もうと思っていた人には、初期のもの(高校時代)からしてかなわないなあ、と感じた。
ビンと立方体を描き始め、自分が描いたものを先生に修正をしてもらった。
1本の線が書き加えられる事により、その部分の形がぐっとしまる。
「線1本にしても自分のものとは違いますものね」と口に出したら
「それがわかるだけでも、偉いよ、ピカソは1本の線をみればその人のレベルがわかると言ったそうだ」と言われた。
30年ぶりくらいにイーゼルを使い、描いたデッサンは自分ではもどかしい出来だが「このくらい描ければすぐ上達するよ」とほめてくれた。嘘でもほめられるとちょっぴり安心するね。
この教室はこじんまりとしていて、3人の生徒になればそれ以上は無理かな?と先生もおっしゃっていて、自分のところと共通する部分があるな、とも感じた。
教室にはまきストーブがあり、このストーブを使う時期くらいまでは通い続けてみようと思う。