漂流者（バガボンド）

井上雄彦さんの漫画「バガボンド」の意味は「漂流者」「放浪者」だそうです。
スラムダンクの連載を終えて新しい作品の題名が「バガボンド」と知った時、ギャグ漫画を描き始めたのかと思いました。連想するのはほとんどの方が「天才バカボン」だと思います。
20年くらい前、井上雄彦さんの名に注目したのは新聞で毎年発表される納税者ランキング。そうそうたる巨匠漫画家陣ランキングに参入してきた漫画家が、何の作品を描いているのかさえ知らなかった。その頃「週刊少年ジャンプ」は喫茶店に来るお客さんのため、毎週購入していましたが、私は中身はほとんど読んでなかったのです。スラムダンクは面白さを知ってから、その後全巻揃えました。
巨人の星や手塚治虫作品でさえも好き嫌いが分かれるのに「スラムダンク」を嫌いという評価はほとんどないようです。
その後連載の車椅子でのバスケットボールを題材にした「リアル」も読み応え十分です。
画像は「バガボンド」の「ネーム」と呼ばれる漫画のストーリー原案です。