「悼む人」と「おくり人」

coffia2009-01-25

直木賞受賞の「悼む人」、アカデミー賞にノミネートされた「おくり人」、共通するものがあるように感じます。
先日知人のお通夜に行き、昔のお葬式を思い出したりしました。
近所の人が亡くなると、子供の3度の食事はその家に行っていただいたものでした。煮物やきんぴらが主で子供にとってはそれが続くと少々飽きがきたりもしました。お金をいれる花籠も竹を切ってきて作っていたし、棺桶もその場で作ってる人もいました。
酒が入ってるから、遠慮のない本音も多く語られたり、喧嘩もはじまる事もありました。
親しい方が亡くなった時は、思い出を他の人に話してみたい、っていう気持ちもちょっとわいたりします。