おたがいさま

coffia2009-01-24

NHK「プロフェショナル・仕事の流儀」には今まで何人かにの医師が登場したが、先日の中村伸一ドクターはまた一味違った感動を与えてくれました。
当初は先端の難手術をこなす外科医にあこがれていた彼は、福井県名田庄村に赴任して3年目の一言により、その後の道を決定したという。
そのことばは「お互い様だよ」
くも膜下出血を見逃し、裁判沙汰になる事を覚悟し、これで自分も患者の家族もだめになると思っていたが、予想に反し「せんせぇに嫌な思いをさせてわりかったなぁ、こんなコツはおてげーさまだからあんまり気にしねえでけれ」(方言は推測です)m(__)m
1度のミスも許されない仕事はいくつかあるが、医療の世界はその最たるものだと思います。しかし、今まで登場したプロフェショナルドクターも挫折を味わい、患者さんの一言によって救われ、仕事を続けられたという例が多いようです。
でも、以前見た番組で長く地域医療に関わってきたが、1例により、村民の信頼を失い失意の末去った例もあったと思う。