タイムスリップ

coffia2005-12-03

山田太一の脚本で昭和19年にタイムスリップするドラマ「終わりに見た街」を興味を持って見た。従来のストーリーと違う1番の点は現代に戻れる事なくラストを迎えたという事。現代のお金が通用しないため口八丁の柳沢慎吾はボールペンや折り畳み傘を物資に代えたり、ロレックスの腕時計で偽造国民登録書を手に入れその時代で生活していく。戦争はくだらなく間違っていた、と認識していた子供らはその時代で生活していくいうちに、お国のためという意識に感化されてしまった。ラストは高層ビルと東京タワーが原爆を投下されて廃墟になって、どうなってるの?という感じがしました。