にんげんドキュメント

coffia2005-05-20

37年ぶりにNHK交響楽団のチューバ部門の新人オーデションがあり、43人受けてただ1人合格。それでも1年仮採用で正式な入団な楽団員3分の2以上の支持がなければいけないのだそうだ。国際コンクールで優勝した実績があり、公務員として楽団員をしていたがその仕事をやめて半分の収入になり、NHK楽団で不合格になればチューバ奏者としての仕事はこの先難しいので普通のサラリーマンになるつもりだという。技術的にすぐれていて楽譜を忠実にこなすだけではなく、指揮者や他の楽器とのかけひきも必要で、でしゃばりすぎでもなく、おとなしすぎてもだめで、大河の流れのように自然に溶け込むような演奏を志しなさいと先輩がアドバイスしていました。