速読・遅読

NHKの朝ドラ後、何気なく見ていたら内容が速読と遅読。
速読の訓練をしたら、バッティングセンターで150kmの速球にバットが当たるようになったという実験を見て驚いた。
スポーツをやらなそうな普通の主婦でも当たるようになったのである。
速読と普通の読み方の視点を比較していたが、あれで頭に入るのかな?と思う。
自分でもやってみたがどうもだめなような気がする。
一方、遅読というのはどのくら遅いかというと、1冊の本を3年間かけて読み終えるという。
それまで公立の滑り止めの位置だった灘高を、東大合格1位に押し上げた国語の橋本先生の授業がそれだったという。
銀の匙」という本の言葉によって脱線していくのだそうだ。
たとえば「百人一首」という言葉がでてくれば百人一首の大会を行い、「寿司」という言葉が出てくれば、魚編の漢字をすべて調べるといった進み方らしい。
勉強させられるのではなくて楽しみながら調べてそれで覚えてしまう。
「学ぶ」コツを取得することが他の科目にも生かされていくようです。