「12人の怒れる男」

今回の「高崎映画祭」でこれだけは観たいと思っていた映画です。
30年くらい前の山田太一さんのエッセイ集をめくっていたらこの脚本にふれていました。1957年に映画化されたロシア映画を再映画化したもので、学校の体育館の中で12人の陪審員により繰り広げられる議論、それぞれの人間模様。11人の有罪、1人の無罪がやがて最後に11人の無罪、1名の有罪になり、またどんでん返し、見事です。2時間40分釘付けにされました。
三谷幸喜さんの「12人の優しい日本人」という舞台劇もまた傑作との事。内容を知らないのですが見てみたいです。