こころを何にたとえよう

2年前のアニメ映画「ゲド戦記」の中の「テルーの唄」の歌詞の一節です。
詩もメロディも当時から気に入っていたのですが、先日You Tubeで改めて聞き、midiファイルでオルゴールも聴いてみました。
萩原朔太郎の詩からの盗用ではないかと取り上げられていたのを今頃、改めて思い出し朔太郎の詩を調べてみました。
「こころをばなににたとへん こころはあぢさゐの花」という書き出しでした。
一方テルーの唄は
「夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる 鷹はきっと 悲しかろう−中略−こころを何にたとえよう 鷹のようなこのこころ」
アニメはジブリ作品としてはあまり芳しくなかったようですが、私は新鮮さを感じて好感が持てました。