堤幸彦監督

映画「トリック」「明日への記憶」など斬新な映像で今や引っ張りだこの、堤幸彦映画監督。アシスタントディレクター当時は「電信柱」のあだ名をつけられ、仕事ができない役立たずのレッテルを貼られていたとの事。
 今秋公開の吉永小百合さん主演「まぼろしの邪馬台国」の映画も彼の監督作品になる。
 役者にあれこれ細かな演技指導をする彼も、今回は大女優の役作りにまかせた方がいい作品になるだろうとの思いを持ったとの事。
 プロポーズをされ涙ぐむシーンに「微妙だなあ」と呟きつつ「はい、OKです」
そしてラストシーンにも涙をこぼす演技には「うーん、困ったなあ・・・・言うだけ言ってみようか」とつぶやき、「ここでは泣かないでいきたいので・・・」「はい、わかりました、元気にいった方がいいんですね」と吉永さん。そしてほほえみながら唄を歌う、ラストシーン。
 番組を見ながら、堤監督が妥協してしまったような感じを受けました。