創作人形展

coffia2007-07-08

高橋まゆみさんの創作人形展を見てきた。新聞等で宣伝してるだけあって結構な混み様だった。ギャラリーには隅の方にラジカセが置いてあり、宗次郎さんのゆるやかなオカリナ曲が流れていた。
 ギャラリーで販売していた本を2冊買った。
 1冊は高橋まゆみさんの本。あとがきに「おおざっぱで 何をやっても飽きっぽい性格、しかし 人形創りという作業は 私に これでもか という程 課題を与え克服した時の喜びを教えてくれた」という1節がありました。1956年生まれ。
もう1冊は「瞳」というMookで9名の創作人形作りの作品が取り上げられていた。
共通は昭和30年代の風景。「モノはなくても、心は豊か−」「子供は皆、生きる実感が漲っていた」「ゆるやかに時は流れて」・・・・
いい時代だったと懐かしむのも、悪くはないのだが、それでは現代はいいところないのだろうか?って思ったりもする。確かにマスコミやニュースはどちらかというと暗い話題ばかりが取り上げられてはいますが。
30年〜40年後には案外、今の時代をよかった、と振り返ってるのかもしれない。