シャバの空気

昔、入院していた時期があった。相部屋で１番古くからいる方は名主であり、回復した方は「これでシャバの空気が吸える」と言いつつ退院していった。手術をした後、外出許可が出て外の空気が吸えた時はほんとにうれしかった。天気のいい日でもお天道様を全く見ず、外の景色も見えない仕事は耐えられないなあ、と思う事もある。シャバってどんな字を書くんだろう？って思い調べてみたら意外だった。
漢字で書くと「娑婆」。元々はサンスクリット語(梵語)のサーハを漢字で表した仏教用語。堪忍、忍土、忍界と訳され、この世のことを意味する言葉。この世界は四苦八苦のある苦しみの世界、自由にはなるけどたくさんの苦しみが待っている・・・「雑学の小部屋」 http://www.jubako.com/ より
そういえば、服役していた方が刑期を終えてから、世の中に出て再び元の刑務所に戻りたくなる、というようなドラマもありましたね。